ドライビング・トレーニング

最も安全で環境にやさしいドライビングを

キュミリングは乗用車から大型の貨物車まで多様な練習環境をご提供します。二輪車の練習も可能です。コースではその他施設に加え、滑りやすい路面や障害物を設置したエリア、スキッド・シミュレーション、速度表示を実現した様々なセクションをご用意。練習用コースは自動車性能テストにも向いています。

設備

最新の経験を活かし、ドライビング練習コース設計とサービスを準備しました。25年に及ぶ数々の海外サーキットやドライビング・コース設計及び建設経験を誇るオーストリアの Test & Training International 社がコース全体の設計を請け負っています。

 

Website: http://www.test-and-training.com/

効果的な学び

トレーニング参加者は安全な環境で運転ミスをすることができます。それによって大切な気づき、そして学びを得られるのです。ドライバーにとっては「正しい」体験をすることは重要です。間違いから学び、また他人の運転を見て比較もできます。トレーニングコースはすべて、他のドライバーの運転を見学することができるようになっています。無線によりインストラクターの指示と説明を車内で聞き、トレーニングと学びの効率を上げることが可能です。

テスト&トレーニング・システムは多目的トレーニングコースのいくつかのモジュールから成ります。各モジュールは、運転に関する教習内容や体験・経験に基づいています。これらのトレーニング・モジュールの作りと設備は多くの方々に効果的な練習体験をご提供します。

多目的トレーニング・モジュール

キュミリングのドライビング・トレーニングセンターは4通りの安全トレーニング・モジュールをご用意しています。すべてのモジュールは乗用車、バン、タンクローリー、バスそしてトレーラーといった組み合わせで運転可能です。

テスト&トレーニングシステムはトレーニング・モジュールの多目的使用に基づいて考えられています。このシステムを理解するには、一か所で一つの練習のみを目指したコース、という考えを捨てなくてはなりません。この仕組みでは、複数の目的に合わせた複合的なトレーニングプログラムを組み合わせたパッケージとすることもできます。いくつかの練習内容は異なるトレーニング・モジュールで体験する事もできますので、複数のグループが参加するプログラム内容にかかわらず、同時に数カ所で練習可能です。言い換えれば、異なる車両タイプのモジュールを体験しているそれぞれのグループのトレーニングも同時進行することができるのです。

ステアリング練習コース

トレーニング・モジュールはコース長の異なるステアリング練習コースと組み合わせることもできます。ステアリングコースでは、滑りやすい路面のトレーニング施設を個別のコースで練習が可能です。それぞれのトレーニングではステアリングコースを滑りやすい路面エリアと組み合わせることなく練習します。トレーニングの目的によってステアリングコースは速度を上げて、または急カーブを取り入れゆっくりと運転するといった内容にすることも可能です。

ステアリングコースは基本的なドライビング・トレーニングにも、そしてレベルアップしたドライバーの練習にも使用可能です。交通安全のトレーニングに加え、ステアリングコースにおいて、エコロジカルな運転技術、危険予知運転や緊急車両運転の練習も可能です。 

ステアリング練習のセクションでは各ドライビング・トレーニングのコースのコンビネーションにより最長2340mになります。

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滑りやすい路面でのトレーニング

運転練習はトレーニングコースで行われます。コースは2~3車線の路上で実施され、それぞれの車線の横にセーフティゾーンがあります。殆どのトレーニングコースは滑りやすい路面を備えていますので、特殊、または緊急事態での車両の動きを低速でデモすることができます。物理原則は変わりませんから、ドライバーは安全な環境において車両の安定性の限界を体験する事ができます。滑りやすい路面では、スピードが遅くても車両は物理的に安定性の限界に達する為、実際の路上の状況と異なり、ドライバーは車両の動きに従って反応する時間を得られます。低グリップ路面のさらなる利点は、車両の保護です。特にトレーニング中ドライバーが危険回避のため急激な動き、たとえば急ブレーキなやハンドルの切り方などの反応をしてもタイヤの消耗を少なく抑えることができます。

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障害物

モジュール実施中にドライバーの反応を試すため、コース上にはインストラクターがコンテナから操作して出現させる障害物を設置しています。障害物は実際に車両にダメージを与えることはありませんが、様々な危険状況をシュミレーション可能です。キュミリングでは二つの異なる障害物を採用しています。水流によるものと実際の障害物です。両方とも、ドライバーの視界に突然現れるような仕掛けになっており、それぞれの障害物の組み合わせによってその都度重大事故につながる運転状況を再現することができます。障害物の最大の利点は、(パイロンなどに比べて)ドライバーはプレッシャーの中で何らかの意思決定を下さなくてはならない、という点です。そしてこれらの事態は実際の路上で起こり得る危険な状態に匹敵します。

潅水でつくる障害物は「衝突の効果」を生み出します。ドライバ―が運転する車両が、吹き出す水の壁に当たる際、ただの水でも実際よりも硬度を増し、ドライバーは本当に物体にぶつかったような衝撃を体感します。障害物は濡れた路面、乾いた路面両方で使用可能です。二輪のトレーニングプログラムでもお使いいただけます。 

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 無線通信

グループトレーニングでは、無線電話によるコミュニケーションが個別ガイダンス、全員へのコーチング、教習をする上で安全で効果的な方法となります。安全上の理由から、無線通信はインストラクターからコース参加者への一方通行となっていることをご了承ください。すべてのコース参加者がインストラクターのコース上で運転するドライバーへの指示を聞いている為、その他の参加者はその時の指示を自分のパフォーマンスと比較もできます。

他の参加者のパフォーマンスをみてインストラクターのコメントを聞く事でトレーニングの効果も上がり、ドライバーにとっても内容がより面白くなるでしょう。

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照明

トレーニング・モジュールのエリアは投光器でライトアップしていますので暗い時間帯・時期でも教習はできます。照明に置いて安全は最も重要な点です。このため、投光器はすべてコースのセーフティゾーン外から、すべてのコースを照らすよう設置されています。またドライバーを正面から照らし幻惑運転とならないように考慮されています。

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スピード測定

それぞれのトレーニング・モジュールは速度を測ることができますし、速度もインストラクターとドライバーが見られるよう表示されます。ご存じのように運転においてスピードは非常に重要で、危険な事態を乗り切るうえでも大きな影響を及ぼす部分ですから、速度の重要性を可視化することも大切です。このため、参加者は毎回のコース練習後に自分の運転速度をディスプレイ表示で意識することになります。

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スキッドボード

滑りやすい路面のコースのスタート部分にスキッドボードを設置しています。滑りやすい路面練習コース前に、車両は中央路線にある油圧式で動くスキッドボードを通過します。この時インストラクターがスキッドボードを動かせば、車両の後輪が横に引っ張られ、車両が横滑りします。路上では横滑り事故の殆どはドライバーの運転ミスによるものです。セーフティ・ドライビングコースでは参加者はこの危険状態を、ミスを犯すことなく正しい対応策を学びつつ体験できます。このためスキッドボードは横滑りの危険を見せる為、そして正しい技術を教える為の二通りに利用されます。スキッドボードを使うメソッドはそれぞれのトレーニング内容により異なります。

車両の後輪が引っ張られる動きをスキッドボードで調整し、難易度も変更可能です。スキッドボードが車両を押し出す方向(左右)もその都度変更可能です。

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インストラクター用シェルター

教習コース上の技術的な設備をコントロールするため、コース横にコンテナが設置されています。スキッドボード、飛び出してくる障害物や据置きされている障害物は、コンテナ内のコントロールパネルから操作しプログラム可能です。コース上の潅水とスピード表示のオン・オフもコンテナからの操作となります。

シェルターの設置目的は、インストラクターがコース全体を見渡す視界の確保にあります。そうすることでインストラクターは同時に複数のグループに的確に指示をだし全ドライバーに話しかけることができるのです。

実地トレーニングは教室での講義よりも推奨されています。すべての運転練習はインストラクターが説明、またはデモを見せることが必要となってきます。コース上のコンテナにインストラクターがいるのはこういう理由があるのです。

モジュール

コース紹介

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トレーニングモジュール1 (TM1)

特徴

  • 直進コース
  • 滑りやすい路面教習
  •  潅水
  •  二列の水による障害物
  • スキッドボード
  •  スピード測定
  •  速度表示
  • 終了後他のドライバーの運転が見られるリターントラック
  • インストラクター用シェルター

基礎練習

トレーニングモジュール1の内容(その他のトレーニングモジュールも含め)は様々な実技練習をこなすことにより運転技術の向上を目指し次の段階へ進めるようにすることにあります。

安全運転教習を受けたことがないドライバーは基本の実技内容を試して頂けます。

  • スラローム(ウォームアップ)/運転姿勢
  • 急ブレーキ
  • ブレーキと尻振り(ブレーキと回避行動)
  • 異なる路面でのブレーキ
  • スリップする車体を安定させる技術
  • 距離練習/ブレーキ比較

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トレーニングモジュール2 (TM2)

特徴

  •  円形トレーニングコース
  •  滑りやすい路面
  •  両方向使用
  •  潅水
  •  真ん中に障害物の列
  •  スピード測定
  •  速度表示
  •  終了後他のドライバーのコース運転が見られるリターントラック
  •  インストラクター用シェルター

基礎練習

  •  円形コーススラローム(ウォームアップ)
  • ターン
  • 目視注意点とステアリング技術
  • ターン時のドライビングライン
  • 車両アンダーステア(気づきと対策)
  • 車両オーバーステア(気づきと対策)
  • ターン時の急ブレーキ
  • ハイグリップでターン時のブレーキ
  • スピン防止

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トレーニングモジュール3 (TM3)

特徴

  • 直進の下り坂コースとターン
  • 滑りやすい9%傾斜の下り坂教習
  • 両方向使用可能(上り、下り坂)
  • 潅水
  • 二列の水による障害物
  • スピード測定
  • 速度表示
  • 終了後他のドライバーのコース運転を見ることができるリターントラック
  • インストラクター用シェルター

基礎練習

モジュール3は一見モジュール1と類似していますが、異なるのは下り坂という点です。したがって下り坂のときの車両の反応はより急激になります。特にブレーキと尻振りの動きはひどいオーバーステアとなってしまいがちです。

  • 下り坂でのブレーキと尻振り
  • 異なる路面でのブレーキ
  • 滑りやすい路面での上り坂
  • ターン
  • 目視注意点とステアリング技術
  • ターン時のドライビングライン
  • 車両アンダーステア(気づきと対策)
  • 車両オーバーステア(気づきと対策)
  • 距離練習
  • 下り坂急ブレーキ
  • ブレーキ比較
  • ハイグリップでターンしブレーキ
  • スピン防止

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トレーニングモジュール4(TM4)

特徴

  • 直進下り坂のコースとターン
  • 滑りやすい12%傾斜の下り坂教習
  • 両方向使用可能(上り、下り)
  • 潅水
  • スピード測定
  • 速度表示
  • 終了後に他のドライバーのコース練習を見られるリターンコース
  • インストラクター用シェルター

基礎練習

モジュール4では小さいながら急な上り坂の後に複数のターンを運転していただきます。実際の路上に非常に近いコースで、他のコースで習ったスキルが要求されます。したがっていくつもの基礎的な練習に加え、モジュール4では一歩進んだレベルの練習と、学習したことを新たなコースで実践することができます。

  • 急な上り坂の運転(異なる路面)
  • 下り坂急ブレーキ
  • 下り坂のブレーキ、尻振り
  • 異なる路面でのブレーキ
  • ブレーキとターン
  • ターンのコンビネーション
  • 目視の注意点とステアリング技術
  • ターン時のドライビングライン
  • アンダーステア(気づきと対策)
  • オーバーステア(気づきと対策)
  • ターン時の急ブレーキ
  • 距離練習

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二輪用コーススラローム (MSP)

このコースのアスファルトは特に二輪練習用に塗装されています。ですから練習時に他の練習コースに比べアスファルト面の素晴らしいグリップを体感していただけるでしょう。

特徴

  • ハイグリップ路面
  • 特別スラローム・コース、二輪用は緑のラインマーク
  • 急カーブ、減速運転練習

基本練習

ターンのスタイル(重心を移動し、カウンターステア)

  • ターンでの目視点とドライビングライン
  • ターン方角変更
  • 右左折時のブレーキング
  • ステアリング

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ステアリング・フィールド

トレーニング用のモジュールは主にプロドライバー向けに設計されているため、二輪用のトレーニングスペースが限られてしまいます。そのためドライビング練習用コースはすべてアスファルトで舗装し、二輪から重量級のトラックまですべての車両タイプでの利用を考慮しています。コース、そして可能な教習内容を路上塗装で表示しています。このエリア自体はゆるやかな傾斜があり、水を流し続けるなど、様々な運転条件を試すことができます。

特徴

  • ハイグリップ路面の直線コース
  • ブレーキ練習用直線コースで2か所の障害物
  • エリア全体に流水しオーバーフロー可能
  • スピード測定
  • 速度表示
  • それぞれ直線走行の最後にカーブ(容易な右左折)
  • 塗装路面のステアリング練習コース

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